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Debian リファレンス
補遺 A - 付録


A.1 著者

Debian リファレンス はまず Osamu Aoki osamu@debian.org により 個人的なインストールメモとして書かれ、結局 "クイックリファレンス" と呼ばれました。 コンテンツの多くは "debian-users" メーリングリストのアーカイブ から取られました。又、"Debian Installation Manual" および "Debian Release Notes" も参照されました。

Debian Documentation Project (DDP) に関して 非常にアクティブな人物であり、現在の "The Debian FAQ" のメンテナである Josip Rodin の助言に従い、本文書は "Debian リファレンス" と改名し、 "The Debian FAQ" からリファレンス形式の内容としていくつかの章をマージしています。

本文書は次に挙げる QREF チームメンバーにより編集、翻訳と 拡張が行われています。

QREF はもともとの文書のタイトル "Quick Reference..." の短縮であり、 qref.sourceforge.net でのプロジェクト名でもあります。

本文書を書くためにはまず Debian システム上の多くの マニュアルページや info ページが参照されました。 作者が公平な引用と考える程度で、マニュアルの多く部分、特に コマンド定義が本文書の形式と目標に適合するように注意深く 編集した後で部分的に成句として使用されました。

Debian の基礎知識, 第 2 章 のほとんどの内容は元々は "The Debian FAQ" (March 2002) のものです。

"Debian FAQ" の章は Debian システムの変更を反映するために 大きな再構築を行った後に本文書に含まれました。 現在は両文書共に同時に更新されています。

オリジナルの "Debian FAQ" は J. H. M. Dassen (Ray) と Chunk Stickelman により作成と維持が行われました。書き直された "Debian FAQ" の著者は Susan G. Kleinmann と Sven Rudolph です。 その後、"Debian FAQ" は Santiago Vila がメンテナンスしました。 現在のメンテナは Josip Rodin です。

"Debian FAQ" の情報の一部は次に挙げるリストからもたらされました。

"Tutorial" セクションのうちいくらかは次の文書が由来です。

著者は本文書を可能にするのを手助けしてくださった全ての人に感謝します。


A.2 保証

私は専門家では無いので、一般に Debian 又は Linux に関する完全な知識を 持っているふりをするつもりはありません。私が考慮するセキュリティは ホームユースにだけ適合しているかもしれません。

本文書は権威のあるガイドの置き換えにはなり得ません。

全ての保証を放棄します。全ての商標はそれぞれの商標保有者が所有しています。


A.3 フィードバック

本文書に対するコメントや追加は大歓迎です。 debian-reference パッケージあるいは翻訳版パッケージに 対して Debian BTS system にメールを 送ってください。 reportbug を使うと簡単に詳細な bug report を提出できます。 また、osamu@debian.org (Osamu Aoki) に英語でメールを送るか、翻訳者に日本語でメールを送ることもできます。

著者はアメリカ合衆国に居住していましたが、英語の非ネーティブスピーカです。 文法の修正は大歓迎です。

最良の形のフィードバックは SGML 版に対するパッチですが、テキスト版に対する パッチも歓迎しています。 公式サイトについては 公式文書, 第 1.1 節 をご覧ください。

本文書を作成するのに使用されるオリジナルの SGML ファイルは、 :pserver:anonymous@cvs.sf.net/cvsroot/qref にある CVS 又は http://qref.sourceforge.net/Debian/qref.tar.gz から取得できます。


A.4 文書フォーマット

本文書は DebianDoc SGML DTD (LinuxDoc SGML から書き直された) を用いて書かれました。DebianDoc SGML システムにより、1つのソースから さまざまな形式のフォーマットでファイルを作成できるようになりました。 すなわち、本文書は HTML, プレーンテキスト, TeX DVI, Postscript, PDF そして GNU info 形式で見ることができます。

DebianDOC SGML 用の変換ユーティリティは Debian パッケージ debiandoc-sgml にあります。


A.5 Debian 迷路

Linux システムはネットワーク化されたコンピュータのための非常に パワフルなコンピュータプラットフォームです。しかし、Linux の全能力を 利用する方法を学ぶことはたやすいことではありません。 プリンタの設定が良い例です。

"ソースコード" という完全かつ詳細なマップが存在します。 これは非常に正確ですが理解しがたいものです。又、HOWTO や mini-HOWTO と呼ばれるリファレンスもあります。これらは理解しやすいですが、詳細に 渡り過ぎて概観を失いがちです。いくつかのコマンドを実行する必要がある時に、 長大な HOWTO の該当する章を探すのに骨が折れることが時々ありました。

Linux システム設定の迷路を案内するため、自分だけのクイックリファレンスとして シンプルなメモ書きをテキスト形式で書きはじめました。このメモリストは段々 大きくなっていき、さらにメモを作る合間に debiandoc を習いました。その産物が この Debian リファレンス です。


A.6 Debian の格言

Debian メーリングリストにいくつかの興味深い格言があります。


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Debian リファレンス

CVS, 2005年 4月 3日 月曜日 22時59分00秒 UTC時間

Osamu Aoki (青木 修) osamu@debian.org
翻訳: 角田 慎一 tsuno@ngy.1st.ne.jp
著者, 第 A.1 節